
こんにちは、イーヴィルな斉藤です。
今回は変わり種で、kagabooさんが製作しているマイクを使ってみたので感想・レビューをば。
※このレビューはもちろん私が私費で買っていて、あらゆるステマ等を行っておりません。
むしろ記事書くからU87モデルをレビューさせて♡
1 kagabooさんとは

kagabooさんはマイクやギターエフェクターの制作者さんで、主にメルカリ・ラクマなどで販売をしています。
マイクはノイマン・テレフンケン・JZ Microphoneなどのクローン基板を作成して組み上げたモデルが主で、低価格であのマイクの音が手に入るかも!?と(私が勝手に)注目している製作者さん。
mic partsで売ってるキットを組み上げるのと同じくらい安い!
2 マイクレビュー(Schoeps CMC5)

今回私が購入したのはSchoeps CMC5を基にしたマイクです。価格はなんと1万円ほど。
Schoepsマイクは所有したことがありませんが、クラシックの楽器録音などに使われる機種だそうで。はえ~(無知の知)
元になったSchoepsマイクはカプセル部+マイクプリ部で分かれていて、今回のCMC5だと合計30万円くらいする機種だと思います。
(商品説明を見る限り、マイクカプセルはebayで買ったものとしか書いてないので、CMC5と同タイプのカプセルを使っているかはわかりませんでしたが)
音は、高域がかなり強め。ハイシェルフのEQかけた?ってくらい。明るめなNeumann TLM103と比べてもずっと明るいです。
高域が10出てるとしたら低域が6、中域が3くらいの周波数バランスに聞こえます。あまり私が今まで所有した機種では近いマイクがありません。
周波数帯域だけで言えばRODE NT3に似ているかな。でも低域はCMC5の方が自然で、高域はザラつかないです。
明るすぎる!と思うこともある(結構な頻度で)ので、Pultec EQP-1Aで高域を下げることも多いです。そのままだと歯擦音も結構出るよ。
良い点としては、離れて録っても音質が変わりにくい音です。
安いマイクだとスイートスポットが狭く、角度が変わったり体勢が変わったりすると急に低域スッカスカになることもあるんですが、それがあまりなく離れても近づいても変化がシームレスで良いですね。
(例えばAston Originとかはズレると低域がスコッと抜けたり、逆に低域だけ目立ったり。いやきちんと狙えという話ですが)
もちろん50cmくらい離せば部屋鳴りは入るし、近づけば近接効果も出るんですが、割と自然な音のように思います。
また、表情が出るマイクで、笑顔で歌っていると音声データで聞いても「笑顔で歌ってるなぁ!」という音になります。表情が出るマイクってそこそこの価格帯じゃないと手に入らないと思っていたので、結構な驚きですね(とはいえ、過剰な明るさとトレードオフですが)。
3 終わりに
1万円とは思えないクオリティではありますが、使いどころは限られる感じですね。
今回はスモールダイアフラムのマイクでしたが、私は声の収録に使うことが多いのでラージダイアフラムも使ってみたいですね。
デメリットは
・見た目が安っぽい(しっかりはしていますが、やはり個人製作なので限界はあります)
・使わなくなっても売れない&壊れても保証がない
・音の特徴をつかめない人がいきなり買うとミックス失敗するかも(このマイクを基準にしないこと)
ところでしょうか。
メインターゲットとしては、他のナチュラル系コンデンサマイクを持ってて「明るいマイク欲しい、けどお金がない」という層でしょうか。
そもそもスモールダイアフラムなので、声に使うのが少し不利ということもありますし、大元のCMC5もこういう音なのかもしれません。ラージダイアフラムの機種なら使いやすい音なのかな? とも思います。
価格を考えれば決して悪いものではありませんが、「これ一本で全部録る」とかは厳しいと思います。
というわけでレビューでした。
こういう機種は使用者が少ないのでレビューがないので、参考にしてもらえばと思います。



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