【SENNHEISER MKH416レビュー】室内では使えない?ショットガンマイクを実際に試してみた

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 斉藤です。
 レーズンバターロールにハマっています。マーガリン入ったやつ(挨拶)

 前々回はORBのマイク前回はbeyerdynamicのマイクと買ってきたわけですが、流石にこれ以上マイクはいらないし買えないワケでs…

 …

 買いました…。

SENNHEISER MKH416をね!!!!

 さぁ今回買ったのはSENNHEISER MKH416(MKH416-P48U3)というショットガンマイク。とある業界では定番中の定番ですね。
 そのとある業界とは映画やナレーション。そうです、特に歌では評判を聞かないのです。なんで買ったんだろね。

 まともに買うと17万円を越えるのですが、この度半額以下になった中古品が掘り出し物として見つけたので購入に至りました。

 じゃ、レビューしていきます。

 今回もどこからもスポンサードされていません。
 案件お待ちしてます🍆

1 SENNHEISER MKH416とは

ジュテーム

 ショットガンマイクで一番有名な機種ですね。
 音もさることながら、耐久性もありコンデンサマイクなのに雨の現場にも使えるそうです(普通のコンデンサマイクとは動作方式が違うそうです)。
 レビューを読んでると「壊れないし音がいいから野外で録音する際には一本あると安心」という声が多いですね。

 一方で、「吸音がしっかりされていない室内の録音では不利」という意見もあって、私がまさにその状態なのでどうなのか確かめてみます。

2 音のレビュー

極限まで無駄を省かれたデザインが美しい
  • 一聴して、ノイズが少ないですね。
    ノイズ問題には悩まされていたのでありがたいところ。

  • 一方で、スーパーカーディオイド(超単一指向性)ながらPCなどのノイズがまったく入らないかと言われるとそうではありません。それなりに入ります。

  • 次に抱いた印象としては「声の芯が録れる!」ということでした。この機種に比べると他のマイクはぼやけて聞こえるかも。
    確かにレビューでも「声の芯が~」って声はあって、「芯ってなんだよ笑」って思ってたけどなるほど、こういうことか…中域にピントがあった音がします。

  • 中域の高いところにブライトさを感じます。でも耳に痛い音は出さないですね。いや痛い音を出さないようなゲイン設定をしているからかもしれませんが…。

  • 「日本語向けでハキハキ聞こえるマイク」と言われているのを見たんですが、その通りだと思います。私は割と五十音表にない曖昧な音を出すタイプ(婉曲表現)ですが、ハキハキ聞こえる。

  • スパスパと素早く音が入ってくる感じがあり、これがスモールダイアフラムの音なのかもしれないな、と思いました。

  • ラージダイアフラムの音にもまったく劣らない、というかこれ歌でも使えるんじゃないか、と思いました。特に抑揚のついた部分の表現が素晴らしいと思います。
    他にもラップとか子音の立ち方がハッキリしている方がいいジャンルには特にいいんじゃないかな。

とか言ってたらNe-Yo(R&Bアーティスト)が歌に使ってた
  • スーパーカーディオイド(超単一指向性)ながら45度くらい外れても声は拾ってくれるし、軸外の音も自然。顔を動かしながら話すゲーム実況とかにも向いていると思う。
    一方で、顔を左右に動かす分にはいいんだけど、前後方向にはややシビア。マイクとの距離が変わったとわかりやすい方かも。

  • 室内の使用は難しいと聞いていたけど、そうでもない。実際に使ってみると、吸音材のない一般的な部屋でも想像していたほど破綻しなかった。基礎的な知識があれば充分使える方だと思った(その基礎的な知識をつけるのが大変、というのは置いといて)。

  • 遠くから録れるのも良いところ。私はPC前にマイクを常設してるんだけど、細いので邪魔にならず、また遠くから狙えるので机の上が広く使える。
    (概ね室内では30〜50cmくらいまでがよく録れる範囲だそうだ)

Blue Kiwiとの比較

Blue Kiwi。Blueのソリッドステートのフラッグシップ機。35万くらい。
  • Kiwiの方がなめらか。どちらかというと、アタックの曖昧さをうまく聴かせてくれる機種に聞こえる。
    低域が充実していて暖かい音。フラット。

  • MKH416の方が素早くアタックをしっかり録る。歌をうまく聴かせてはくれないけど情感たっぷりのビブラートとかはこっちの方が拾ってくれる気がする。その分声の揺れとかにはシビア。
    聞きやすいように加工された音で、EQいらずと言われるのもわかる。

Earthworks SR20との比較

Earthworks SR20。人生で初めに買ったスモールダイアフラム。現在はGen2が発売されている。

 既に売っちゃったので記憶と照らし合わせた印象ですが…

  • SR20はラージダイアフラムみたいな低域が充実の仕方をしていて、自然なフラットな音がしており、それでも爆速でアタックを捉える印象。

  • MKH416はスパスパとアタックを捉えるところは似ているが、意図的に声が聴きやすいように設定された音に聞こえる。近づけば映画のナレーションみたいな響く低音が出るし、離れると映画や番組で聴くあの音になる。

終わりに

合うショックマウントがないのでM600に頑張ってもらってます

 買った理由は「ゲーム実況での音声を頑張ろうと思ったから」なんですけど、届いてからデザインにも惚れました。
 まったく無駄のない円筒形の直立した軽いマイクなんですが、そこに工業製品特有のセクシーさを感じるというか。
 ぶっちゃけ、夜な夜なマイクホルダーから外してそっと撫でています。気色悪いね。

 実況用途で買ったものの、思った以上に歌録りにも使えるマイクですね。吸音してない部屋なら同価格帯のNeumann買うより俺は良いと思う。

SENNHEISER MKH50 あんまそそられない

 また、今回MKH416は室内で特に問題なかったわけですが、室内用途ではさらに良いと言われるMKH50という機種があります。
 そっちも気になっているのですが、現在32万します。無理。

 終わります。

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