
斉藤です。
今回はIK MULTIMEDIAの「ReSing」を試してみました。
ReSingはAIの力でボーカルの声を作り替えてしまうソフト。
-
男の声を女性の声に変換できる!
-
ユニゾンをAIの違う声で歌い直すことができる!
果ては、
-
声をバイオリンなどの楽器に変換する!
という離れ業も可能との触れ込み。わくわくしますね。
まぁタイトルに書いてあるとおりなんですが。
ReSingの使い方
①インストール手順
インストールは私には複雑でした。書いてあるところがなかったので書いておきます。
まずはマネージャーをダウンロードします。
マネージャーをインストールしたら、次はアカウントを作った気がします(数ヶ月前にやったから覚えてねぇ)。
すると次のような画面になると思うので、

ReSingの項目にある「Try」を押した後「Install」を押す感じです。
するとやけに回線に耳クソでも詰まってんのかってくらい長すぎるダウンロードが始まるので俺の推しマンガ・ジャンケットバンクでも読んで待ってもらうとして、インストール画面が出てくるので手順に則ってインストールします。
②使えるようにする

DAWで探すとたぶん「ReSing」という名前で表示されるVSTがあるのでそれをボーカルが入っているエフェクト側に立ち上げます。
すると次のような画面になり、なぜかボーカル音が爆音になります。こういう細かく人をイラッとさせるあたりにIK MULTIMEDIAたる所以がありますね!(目が血走りながら)
さすが昔「天」って呼ばれていただけはある(IKを横にしたロゴが天に見えることから)(関係ない)。
……で、おしまいです。
え!? 何が!? と思われることでしょうが、このソフト、VSTなのにリアルタイムにボーカルをAIに変換するなどはできません(ARA対応DAWは違うのかな?)。
じゃあどうやって使うのかというと、

黄色い矢印のところにボーカルデータをドラッグ&ドロップします。今ってホントに令和だよな…?平成のやり口だぞこれ…
すると読み込まれるので右下にある「PROCESS」を押すとAI声に変換されるので、さっきドラッグ&ドロップしたところから音声取り出してDAWに貼り付けるのでした。
めでたしめでたし。
使ってみる
いやまぁXで動画上げてる人がいるからそれ見れば一発でしょうけど……。
売り物のレベルではないですね……。
いや、すごいと思うんですよ、AI技術!
ChatGPTには俺もお世話になっている! Remove.bgの技術には何度も助けられてるしDreaminaってのもすごいそうですね!
AIで(この2026年にリアルタイム変換じゃないとかいうお笑い機能は置いといて)違う声になる! 結構じゃないですか!
無料ならね。
なんだろう、最初の印象が「わー…面白い…ね?」だった。少なくとも音楽製作に使う表現ではないだろ。
「具体的にどこが悪いの?」と問われれば「眠たい平坦な音になること」ですね。これをメインボーカルに据えられる曲があるとしたら教えてください。ミックス頑張ったんだな、と笑うと思います。
ピッチ検出も曖昧で、「なってんだー」って歌詞のところが「なっ↑てん↓だぁ」って謎のアクセントが付くのも面白いところ。社運を賭けてギャグやってんだもん、笑うしかないよね。
なんで俺が擁護をしなければならないのか理解に苦しみますが、一応念のために言っておくと、ボーカルデータって各PCの中で完結しがちなのでAIとして「膨大なデータを学習する」ってのが難しい分野なのかもしれません。特に日本語の場合サンプルも少ないでしょう。
だからといって「これは36,000円で売れる!」と思った会社の姿勢には理解を示してあげられませんが。
終わりに

というわけで調べるの込みでリアル2~3時間くらいReSingに費やした(note執筆時間もさらに追加になった)けど、言えば「この分野にクソゲーってあるんだ」という気持ちでした。
というか別のAI声変換ソフトでリアルタイム変換でそれなりに良いやつがあったと思うんだよな。YouTubeの紹介動画もおしゃれで、解説の最後に「実は私の声も変換していたんです、AIだとわかりましたか?」って終わる動画のやつ。薄々そうじゃないかとは思ってたけどそこそこリアルな人の声だった。
あれ買った方がまだマシですね。名前忘れたけど。
終わります。



コメント