
レビューブログの悲しいところとして、機材を買う金がなければ更新がないという弱みを見せてしまいました。どうも斉藤です。
買ってきたので久々に書きぬるお( ^ω^)
さて、今回買ってきたのはSENNHEISER MKH50-P48です。
あまり馴染みのない型番でしょう。そうでしょう。
ボーカルというよりは室内でのインタビューとかで使われることで有名な機種です。
これを買った理由としては同じゼンハイザーのMKH416がとても良かったからですね…。いやぁすげぇ好き。
でも「飽くまでMKH416は屋外での録りに効果を発揮するタイプ」と言われていたので、じゃあ屋内のプロフェッショナルを買ったろうかい! ってなったわけですね。「わけですね」と言われても困ると思いますが。
さっそくレビューしていきます。
今回もどこからもスポンサードされていません。
案件お待ちしてます🍆
1 SENNHEISER MKH 50-P48
「室内での録りには何がいいんだろう」と調べたら、ものすごい量のサイトが刃牙のブラジル行きを勧める強者たちのように立ちはだかっていました。

「ナンデモ録りたいんだろ」「SENNHEISERにするといい」
よくMKH50で見かける話としては「吸音処理をしていない部屋の反射を拾わない、その割にオフアクシスも不自然にならない」というものです。
これが事実なら宅録界隈で有名になっているはずですが…(少なくとも扱いの難しいSM7Bよりは)
音のレビュー(主にMKH416との比較)

周波数グラフ。高域が上がっているようだけどそう聞こえない。
- ゲインはMKH416より低いです。
最初ノイズフロアが低いのか!?とウキウキしましたが同じくらいの音量にしたらあまり変わらないですね。
でも416の時点でノイズは小さいのでそれと同等なのはすごいことですね。 - 416の方が高域寄り、50の方が低域寄りです。結構明確です。比べると416は歯擦音に固さが残ります(カ行とか特に)。
- 確かにオフ軸での声は自然です。でも416もそこそこ良かったので特段優れている感じはないかも?
- 音はクッキリしながら中域の温かみ(暗さ)もあります。底抜けにスッカーンと明るい音ではないですね。
- 比較すると、吸音処理していない部屋だと416は高域にショートディレイがかかったかのようにわずかに残響が入っているように聞こえます。でもわずかです。50はピントが合っていますね。
- 50は近くに寄ると近接効果で破綻します。ダイナミックマイクみたいにのっぺりする。いやこの音もかっこいいけどね。
海外レビューは「50cm離れろ」と極端なことを言っているのも見ましたが、30cmくらい離れれば概ね良い音で録れるかと思います。それ以上近づく場合はポップガードも忘れずに。呼気でバリバリ言います。 - 50は風に弱すぎます。近くで手で仰いだだけで「ブボッッ💢」と鳴ります。人によっては鳴る部分(グリル横?)にテープを貼っている方もいるそうですね。
- さらに言えば、手持ちでは最悪です。表面の加工がさらさらしているので強く握りこみたくなりますが、めちゃめちゃハンドリングノイズ乗ります。大人しくマウントに乗せましょう。
- ひとつ言っておきたいのは50は中域に歪みがある方ではあります。「スーパークリアー!歪みなし!」って感じではないかも。
もちろん歪みがあってもかっこいい音ですが、416のようなクリアーな音を想像すると違うかも。
終わりに

右に冬優子を写すスタイル
この機種を検討している方はほとんど「室内でMKH416使ってるけど上位互換になるのか?」が気になっている人だと思いますが、上位互換って感じではないかも。
どちらかというと「どっちも使い分けられる」という方向です。
特に高域明るくスパッとした爆速レスポンスで録りたいならMKH416ですし、落ち着いたトーンでソフティに録りたいならMKH50って感じです。
原音忠実性なら(少し威厳のある方向に演出はあるものの)MKH50で、私的には結構お気に入りです。
また、ボーカルではどうかというと、聴いたままの音が手に入ります。
これは良し悪しで、ボーカルって録音でよくする部分もあるので、そのままが決して良い音ではないですが…少なくとも思ってた音が返ってくるので俺は歌いやすいです。



