
T3-01を買ってから音楽を聴くのが楽しくてしかたないです(挨拶)
今回はTRITON AUDIOのFetHeadとFetHead Phantomを買ったのでレビューします。
最初はPhantomだけ買うつもりだったんですが、駿○屋が間違えて通常のFetHeadを送ってきたのでまぁこれでもええか…と思って使ってみました。
FetHead・FetHead Phantomとは
FetHeadはファンタム電源を送ることでマイクのゲインを27dB上げてくれる機器(インラインマイクプリアンプ)です。
ダイナミックマイク・リボンマイクにしか使えず、他にはFetHead Germanium(中域のパンチ感を足す)とかFetHead Transformer(音が上品になる)とかがあります。ただどちらもそんなに極端には音は変わらないようです。

同じじゃないですか!(違う)
FetHead Phantomはコンデンサーマイクに使用できるバージョンです。
逆にダイナミックマイクには使用できません(まぁダイナミックマイクにファンタム電源が流れても結局は壊れないという見方が優勢ですが、着け外しの時に壊れる可能性があるのでやめましょう)。
レビュー
FetHead Phantomを着けた様子

FetHead Phantomを着けた様子
どちらもマイクのすぐ後ろに着けます。
よく提灯記事では「邪魔にならない!」という文句が書かれていますし、Cloudlifterと比べて邪魔にならないのはそうなんですが、それでもやっぱり邪魔です(きっぱり)。
単純にマイクが長くなるのでアームには干渉しますし、接合部がグラグラするので不安もあります。
さらに引っ張る方向に動かすとプツプツとノイズ出るのでライブだとPAさんが鬼の形相すると思います(俺の個体だけかもしれない)。
音のレビューとしては、
- 通常のFetHeadは特に色づけを感じませんでした(まぁそれが目的で買ってますしね)。
- ほんのちょっとだけ中域がよく出るように感じました。厳密に同じ音量にはできないので、気のせいレベル。
- FetHead Phantomは意外にも音が少し変わります。
中域が前に出るというか、軽くコンプレッサーをかけたようなパツッとした印象になります。これは意外。 - 某所では「ノイズなしでゲインだけを上げる秘密兵器!要らない音は拾わないのに声だけは拾うようになる!」みたいな夢のような言われ方をしていましたがそんな効能はないです(笑)
クスリでもキメながらレビューしたんか - マイクプリ(オーディオIF)のゲインをフルテンで稼働するとノイズが増える機種って結構あるので、そういう機種には良いと思います。
- 元々高品位なマイクプリを使っている場合は不要ということも言っておきましょう。
- 一方でFetHead Phantomは少し立場が微妙です。
コンデンサーマイクは元々出力が高めなので、ゲイン不足に困るケースはそれほど多くありません。大体の機種は40dB付近まで上げれば充分でしょ。知らんけど。 - ちなみに、FetHead Phantom→FetHead→マイクと繋ぐことも可能。音は大きくなるけど実用性は皆無だと思う。
終わりに

結局インラインマイクプリなので、そもそも繋ぐマイクプリが高品位であれば使う必要がないというのはそりゃそうですね。
私の場合は使ってるマイクプリが62dBまで増幅できるのですが、ダイナミックマイクだとノイズも上がるので使用しています。Phantomは音の変化が好きで使っていますね。
結論として、FetHeadは「ゲイン不足を解決する道具」としてそこそこ優秀。
FetHead Phantomはゲインブースターというより、少し音のキャラクターを変える機材として面白いと思いました。
特に高ゲイン時のノイズに悩んでいる人なら検討する価値はあると思います。



